蝶と私で繋ぐ平和。

今晩は。

昨日は爪を艶々にする作業をしていたら、すっかり眠る時間になっていた。本来書こうと思っていた事とは全く関係のない事を書いてしまっていた。恐らく脳が働いていなかったのであろう。だが、またそれもブログの醍醐味であろう。

花壇に蝶が飛んでいた。冷たい季節が浸透しつつある毎日では蝶を見ることは珍しい。

天気が良く燦々と太陽も眩しい中に、緑の葉っぱと色鮮やかな花、そしてひらひらと飛ぶ黄色の蝶。それを見ている人間が一人。これが平和か。と感じた。

なんでもない場所のなんでもない時間、この瞬間を残しておきたいと写真を撮った。案の定、蝶が小さ過ぎて何処に写っているのか分からなかった。しかし、平穏無事な時間が流れていたことは確かである。この空間に流れている時間と、そこにいた蝶と私の中身全てをひっくるめて実に寧静であった。その時間が、随分と分かりにくい写真と共に私の何気ない毎日の記憶として残った。

ふと視線を外した隙に、蝶は静かに花に止まって羽を休めていた。