ブログを見つめる夜のこと。

今晩は。

一ヶ月の間、毎日ブログを更新していた。毎日を振り返る寝る前の執筆時間は、“毎日”を調律してくれているようだった。考える余裕のない思考や日々の些細な出来事がごちゃ混ぜになった状態のままでは己のモノとして浸透する事はなく、要は聞き流している状態となる。その日に一体何を思い、何をしたのかが曖昧なままでは、“毎日”は覚束無いものになる。実に嘆かわしいことだ。

しかし、毎夜ブログを書くことにより、少しずつ正しい位置へと調整され、調和の取れたモノとなり、得意げな顔で己のモノとして浸透していくのだ。そうして、今日に何を思い、何をしたのかが脳の片隅に記憶として残り、振り返れば思い出せるってもんだ。

何度でも言おう、やはりブログとは良きものである。私は相も変わらずブログが好きだ。時折、怠ることもあるが、其れでも何時でもブログが好きだ。

様々な人の毎日を見て、己の毎日も見つめる。

「実にいいですねぇ。」と思わず呟いた霜月の夜は、明日もブログを書こうと思った、そんな夜でもあった。