旧友に、これから宜しくと握手をしよう。
今晩は。
旧友と再会した。学生時代の畏友である。当時、彼女は常に先を歩いているようだった。自分とは異なる彼女に友情と敬意を持っていた。彼女に少しでも追い付きたかったのかもしれない。
数年かぶりに再会しても、彼女はあの頃のまま変わらずに私の好きな彼女だった。空白の時間を埋めるようにお互いの近状を語った。懐旧談にも花を咲かせた。共に過ごした時間を彼女も同様に楽しんでいたのだと知ってはいたはずなのに、まるで初めて知ったかのように私は喜びに満ちていた。もしかすると、勝手に遠く感じていただけなのかもしれない。
またこうして縁を持った。大切にしよう。過去よりも彼女の近くに行けたような感覚がして、また胸が躍っていた。今度は隣に並んで同じ世界を見よう。
昔から変わらず、やっぱり彼女が好きだ。そして変わらず尊敬している大切な友だ。其れは未来でも、きっと変わることはないだろう。これからも友誼を深めていきたいと改めて思った。
ランチに食べたハンバーグが大層美味しかった。