助手席から。
今晩は。
やった、休みだー!と両手を上げて退勤した。珍しく明日は美味しい物を食べにいく予定があるが、相変わらず外の肌気温が不確かである。毎回前日にある程度の準備をしておき、当日優雅な朝を迎え優雅な気持ちで身支度を済まし、いざ行かんとしたい。のだが、結局何も準備せず本日も布団に入っている。
高速道路のサービスエリアが好きだ。
遠方に来た気配を強く感じ、わくわくが止まらないからである。夜の高速道路も何とも言葉では言い表せない気持ちになるから好きだ。車のライトと反射する光と真っ暗闇が少しの恐怖心としてやって来る。それでもやっぱり奥底でわくわくしている自分と再び出会うのだ。
実に恐ろしい事だとペーパードライバーは思うのであった。