▽ ブドウに緑、

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過ぎ去りし昨日に、月を見上げず想ふ。

今晩は。

昨日は皆既月食と惑星食が被るという四二二年ぶりの出来事が起こったそうだ。然も、天王星と被ることは、実にこの長い歴史の中で初めてらしいという事実を、そして次回は三二二年後らしいという事実を、私は、今日知りました。実に悲しいことである。

確かに昨日、大写しの月の生配信が動画サイトで流れてきた故、「月に関する何かがあるのだろう、ほぉ。」とは思っていたが、まさか四二二年ぶり且つ初の天王星被りだなんて、あの時の私は、知る由もなかった。実に悲しいことである。

こういう時にテレビを観ないことが仇となる。テレビを観ていれば確実に知れていた情報であっただろう。他の方のブログを読んでいても月の話題が非常に多かった。皆、昨夜は月を見上げていたのだろう。様々な人が同じモノを見上げ、何かを思ったのだろう。バラバラな私達でも同じモノを観て、感動することができたのだろう。切に、その仲間に入りたかった。

今日の某予定への厭悪が止められず、その事柄に囚われ過ぎ、大切な今という瞬間を忘れていた。実に悲しいことである。

もっと嬉しい楽しいはっぴーを選り好みしていこう。人生は厄介事ばかりである。しかし、四二二年越しの出来事を目撃できる瞬間も、人生にはまたあるのだ。それは、実に素晴らしいことである。

二三四四年七月二六日、また皆で月を見上げよう。その時は、私も一緒に。