外れるなんて聞いてない。

十一月よ、今晩は。

本日は布団の中から書いている。

久しぶりに仕事仲間と電話で話をすれば、元気が出た。最近は日々の業務がモノクロの静止画の様だったが、話し共有することでゼンマイが巻き上げられ、少しずつ彩りが加わりながら静かに動き出すような感覚がした。人と会話をする事は大切なことだと改めて感じた。

応募していたものに外れてしまい、悔しいと奥歯を噛み締めた。応募後はまあ応募しなくても良かったかもしれないと思う瞬間もあったのに、いざ本当に外れて“行けない”という事実が目の前に現れた途端、これ以上ない程に行きたい気持ちが強くなるあれ、なんなん？とその感情を布団の中で噛み締めている。

冷静に分析しつつも心の中は「絶対に行ってやる、諦めるものか！」と炎を燃やしながらこの文章を書いている。土曜日が勝負の時である。気合いを入れて予備準備をし、そして祈り、ボタンをポチポチする所存であるので宜しく頼む。

明日が過ぎれば祝日である。文化の日だそうだ。「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」だそう。実に素敵な日だ。全てのものに感謝し、朗らかに過ごそうではないか。