指先相談事。

今晩は。

実のところ最近悩みがある。こんなこと相談していいものかと恥ずかしいやらどうしたらいいか分からないやらで誰にも相談できずに悩んでいる。痛く煩わしくて時にイライラすることもある。折角ブログをやっているのだから、こういう悩みこそ、恥を忍んで書いていくべきだろう。だから少しでいいから聞いてほしい。

さかむけが酷いのである。

なんだそんな事かよ。ちっ、しょーもねぇーな。と思った人もいることだろう。だがちょっと待ってくれ。言ったであろう、こんなこと相談していいものかと思っていると。まあ、少し誇張して言ってみてはいるが、しかしさかむけを舐めてはいけない。

東の方では「ささくれ」というのか、西の方では「さかむけ」というのかどっちかだが、要するに指先の爪の周りのうっすい皮がぺりぺり剥がれそうになるのだ。剥がれそうであって決して剥がれないから実に厄介である。剥がれ切ってしまえば大したこともなさそうなものを、中途半端に其処に留まろうとするが為に、めちゃくちゃ地味に痛いのだ。んもうっっ！と鼻の穴を膨らませて唸ってしまいそうになるくらいにはめちゃくちゃ地味に鬱陶しいのである。

調べてみると栄養素の関係でさかむけが出来るらしい。タンパク質やビタミンの不足と出てきた。最近の食欲の後退のせいだろうかと、一昨日からプロテインを飲み始めた。ココアの甘いやつにした。温かい牛乳に溶かすとただのココアになった。おやつに丁度よくて美味しい。だが、三日程度ではさかむけにはNO効果である。

さかむけをそのままにしておいても気になるわ、シャンプーやドライヤーの時に髪の毛が引っ掛かって痛いわ、剥がしてやろうと引っ張って要らぬ皮まで剥いでしまった日にゃ激痛になるわ、だからといって道具を使って切っても結局傷が痛いわで、なんなんさかむけ！？と思わずため息と同時にやれやれのポーズである。

だから今日もせっせとさかむけを切って、少しでも潤いをとハンドクリームを塗っている。それでも明日には新たなさかむけができているのだろうなぁと指先を撫でながら今日も布団に入るのである。