▽ ブドウに緑、

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色をつけて艶々にするだけのこと。

今晩は。

私の趣味はネイルである。

三日坊主で有名な私が珍しくここ数年続いているものがネイルである。セルフネイルというやつだ。チビ爪で綺麗な形でもないために手に自信がなく爪を綺麗にしたいとネイルサロンへ通い始めたことがネイルとの出会いのきっかけである。

コロナウィルスという厄介な菌が街を支配し始めた頃ネイルサロンが休業になり、そもそも不要不急以外は外出できなくなったことでサロンに通えなくなり、元来より興味のあったセルフとやらに挑戦した。「まあ人間味の強い私のことだから続かなくても後悔しないよう余り高いものは買わないでおこう」と我を潜めて、慎ましやかな思考でそっと高過ぎないそこそこのジェルネイルキットをポチッたのだ。

なんとそれから現在までネイルが趣味として続いている。

俄かに信じ難いがこれは事実である。正直私も驚いている。こんなに続くと思っていなかったこともそうだが、こんなにハマるとも思わなかった。

 

そういえば学生時代に行った街コンで、何故かは忘れたが受付のお兄さんに手相を見てもらったことがある。「貴方は何かを作ったりすることが向いてますねぇ。特に美容系で。例えばネイルとか!」と言われた。当時は全くネイルに興味が無かったので「ハンドメイドとか?」と聞くと、「うーん、うん。そうやね。ネイルとか。」と再びネイルを推された。今になって思う、めっちゃ当たってるやん!ドンピシャやん!あの時のお兄さん凄いやん!!と思い出す度に興奮している。

 

爪が艶々に輝いていると気分が上がる。そしてネイルをしていると自分が少し強くなったように感じる。武装的な意味で。私にとってネイルは可愛いであり、武装である。指先に自信が出て、少しだけ強い私でいられる。そんな気がするのだ。それもあってネイルが好きだ。

だから今日も爪に色をつけて艶々にするのだ。

周りがどうこうは関係ない。私はネイルが好きだから私が私の気分を上げるためにするのだ。外野の声は聞こえない。

艶々の爪の横には、さかむけがまだ鎮座している。