▽ ブドウに緑、

ワードプレスへお引越ししました!こちらへhttps://fushitto.com 

透き通る裏表に何を思う。

今晩は。

電脳世界に蔓延る鋭利な言葉や獰猛な感情を目にすると悄然としてしまう。関係も無いのに何故だか此方にまで飛び火してくるように感じる、それも無意識に。目にするだけで傍杖を食って気持ちが滅入る。だから意識的に見ない様にしてはいるが、唐突に入り込んでしまうのが現代の良いところであり、避けたいところでもある。

良い面と悪い面は単なる裏表であり、紙一重に過ぎないのではないだろうか。見る、又は見える角度によって差異があり、正義も悪も正解も不正解も、其の角度によって変わってしまうのではないか。よく分からないがバッドマンの様なものだろうか、映画も漫画も観たことはないのだが。

良い、悪い、正しい、誤り、同じ、違うと決めて反駁し合うのではなく、違う私達を違ったままのありのままで同じ時を過ごしたい。無理に受け入れる必要もなく、時に「そうなんだ、へぇ〜。」と良い意味での無関心さを持ち、時にリスペクトし合い、自分とは違う何かを認め合える将来を期待して…。そんな事を考えていた先でも悲しみよりも喜びを求め、この転がる思考の迷路に終止符を打とう。と思案する夜もある。

十一月が終わろうとしている。