青と陽とで、また月曜。

今晩は。

本日も良き天気であった為、近頃の自分の気持ちに沿うように散歩へ出かけた。一時間以上しっかりと歩いてきた。

青の水面と青の空が真っ直ぐと遠い先で交わるところが見えそうで見えず、その遠過ぎて不確かな地平線の先にただ思いを巡らせていれば時が経っていた。真っ青な空が今日も綺麗であった。思わず立ち止まって写真をぱちり。

遠くに黒っぽい大きな石があった。石か犬か猫か鳥か。コンタクトレンズではなく眼鏡だった為、全く見分けが付かなかった。「まあ石であろうな。」と視線を外しかけた時、明らかに動いていた。尖った耳が見えた気がしたので猫か？一体何の生き物だったのかが今も頭に残る疑問である。

犬の散歩をしている人も大勢いたが、ほぼ茶色いトイプードルばかりだったように思える。その中で丸々としたぽっちゃりチワワがころころと走っている姿は実に愛らしく可愛らしかった。私の憧れのシェパードはいなかった。

やはり陽の光を浴びると前向きな気持ちになれることを再確認できた散歩であった。特別な理由も特別な意味もなく、何のかは些か不明だが、やる気が出た。明日も活発的に動いてみようかと明日を楽しみに思う一日を過ごす事ができた。

しかし生憎、明日は月曜日。

恐らく平日に働く会社員が一番好きではない曜日であろう。だが、そんな月曜日でさえ楽しみなのである。散歩様様である。やらねばならぬ事は何一つできてはおらんが、其れは其れでまた来週の週末に残しておこうじゃあないか。次の週末の私よ、宜しく頼んだぞ。とバトンを渡そう。