積み重ねた後悔の数だけ。

今晩は。

穏やかな休日を過ごした。昔から好きな番組の録画を見て、実にしょうもないことで大いに笑った。読書をしていたら眠くなって少しだけ寝転びながら読んでいたが、案の定と言うべきか気付けば寝ていた。外は暗くなり始めていた。

人に対して指摘したくなるような部分は実は自分に一番あるんじゃないかとふと思った。

少しの後悔を積み重ねていくと大事なきっかけを見逃してしまうような気がしている。チャンスが来たら掴んで離さないようにしないといけないということは先人からの言い伝えであるが、先ずはチャンスをチャンスだと認識しないと手を伸ばすこと自体をしないであろうから、そのチャンスとやらに敏感でなくてはならない。

きっかけとは縁と同じだと思う。その縁をどう結んで繋いでいくのか、それは各々の裁量に任されている。どうか見誤りたくないものである。良縁だけを繋いでいきたいが、そうもいかないのが生きる道である。そしてまたそれが面白いところでもあるから難しい。

少しの後悔を積み上げながら私たちは歩いている。その少しの後悔から少しの学びを得て、また歩いていく、今度は後悔しないようにと。

外にはすっかり夜がやってきていた。