余裕でいつもの朝だった。
今晩は。
無理であった。
寝惚け眼でスマのホ画面を確認すると、既に六時が過ぎ去っていた。「あぁ、やはり無理だったか。」と再び暖かな布団へ逆戻り、いつもの時間までスヤスヤ眠りについた。
決勝と三位決定戦は観ると誓う。いや、観たい。生の時間で観たいから起きるしかないのだ。今更になっておもしろい!となっている、人より感度が遅いのは致し方ないことである。時差が少し憎いが、時差があるから世界を感じることもできる気がしている。
そんな朝を迎え、気合を入れてカレーを食べた夜。再び暖かな布団へと逆戻る。